昨今の気候変動によって、肉、魚、野菜、卵といった、食卓に身近な食材の価格に影響が出ていることは周知の事実です。その影響は、収穫・生産量、そして流通にも及んでいます。
例えば、夏場の高温の激化・長期化により、
生鮮食品や加工食品を輸送する際の温度管理の重要性が高まっています。こういった変化に対して、私たちの取り組みも加速させる必要があります。
一方、社会の変化に目を向けると、単身世帯や共働き世帯、高齢世帯の増加といった生活様式の変化により、惣菜を中心とした中食需要が増加しています。また健康意識の向上とともに、食品の原料や、使用される食品添加物・調味料に対して安心を求める傾向が高まっています。
私たちもそのご要望に対応すべく、日々取り組みを進めています。
取り組み例
- 私たちはグループ内で一部の農産物や水産物の価格・数量を安定して調達する体制づくりに取り組んでいます。
- 食品加工製造においては、消費期限を延ばすための添加剤などの使用を必要最小限にし、自らが管理した材料や調味料を用い、製法にこだわった食品を生産する事業に取り組んでいます。
- それらを素早く効率的に店舗にお届けするため、チルド倉庫といった物流拠点や、食品加工拠点の整備・拡充を進める、といった体制づくりを行っています。
要冷エリア
万代 彩都物流センター
これらの取り組みを拡大することで、お客様の食に対する不安を少しでも和らげ、お客様の食生活と、食を通じた健康を支える一役を担っていきたいと考えています。
半世紀以上のスーパーマーケット事業で培った目利きで、世界中から選んだ食材を自前で持つ食のネットワークでつなぎ、自ら納得したより良い品々を、より良い価格でお客様のもとへ素早くお届けする、それが万代グループの使命と考えています。